外遊びの少なさが体力・気力の低下に。
生活が便利になったことや少子化、都市化が進むにつれて、子どもたちが集団で遊ぶことが少なくなりました。また室内でできるゲームが普及したために、身体を動かして遊ぶ時間も減っているようです。その影響を受けて、子どもたちの体力の低下や気力の低下、対人関係の希薄化が目立つようになったと考えられています。
文部科学省が行った全国調査によれば4割を超える子どもの外遊び時間が1日60分未満でした。こうした外
遊びの習慣がない子どもたちは大人になってからも運動習慣が形成されにくいため将来的に生活習慣病を招いたりするなど、健康に悪い影響を及ぼす恐れもあります。